2007年3月5日
PROJECT_4
「同志を集え」
~創造から継承へ~
~創造から継承へ~
2006年度、XXXが出場した大会は東日本選手権と全日本選手権のみです。
全日本選手権後は試合に参加出来る可能性のあるメンバーが大体5人きっかり。 1人欠ければ不戦敗と言う状況を考慮し参加を見合わせました。 (11月下旬に行われたマカオ遠征に参加したメンバーも5人きっかりでした。)
メンバーが足りていない現状
XXXは現在、フィールドプレイヤー(以後、FP)が6人、ゴールキーパー(以後、GK)が2人の選手構成です。
この人数でも常に全員が試合に参加すれば人数的な問題はありません。
しかし現実として2006年度は全員が試合に揃って参加したのは1度も無く、大体が5人という状況でした。
数字上はともかく、クラブが安定して活動するにはメンバーが足りていないというのが現状です。
学生との接点を作る
XXXでは入会するにあたり特に制限を設けていません。では、なぜ入ってくる人がいないのか?
当然のように湧き上がるこの疑問。この疑問を解決出来なければ先には進めません。
先の問に対して(不確定な情報ですが)学生側から下記のような意見がありました。
1) 新しい生活になったらホッケーが出来るかわからない
2) 自分は下手だから無理
3) 接点が無い・誘われなかった(声がかからなかった)
1) は当然のことだと思います。
ホッケーを続けていくのに必要な環境としては勤務地は関東・名古屋・大阪近辺・長野・秋田、土日休みになります。 さらに週に1・2日の休みをホッケーに費やす労力も必要です。
このことに関して、XXXとして出来ることはホッケーをプレーする環境を提供することだけになります。
XXXでプレーしてもお金は貰えません。 土日休めるかどうかわからないという人に対し、毎週のように計画的に練習を行うことで、都合の良い日に参加出来るような環境を提供することは出来ます。 入会から3年後には安定した活動を行えるようになっており、後のメンバーに環境を提供できるような、そういうサイクルが理想です。
2) はXXXの方針が理解されていないと考えられます。
XXXでは、先に述べたような厳しい環境の中でも「ホッケーが好きだ」「ホッケーをやりたい」「ホッケーが上手くなりたい」という強い意志を持った人を求めています。 技術・経験・経歴については何も問題としません。
3) についてはいくつか意見が分かれました。
「誘われなければ入って来れない程度のやる気では続けるのは無理」
「声をかける基準が無い(基本的に誰でも良いので)」
「声をかける機会が無い」等。
そして議論を重ねた末、声がかかれば入りたいと言う人がいるのであれば、声をかける・接点を設ける機会を作ることをすれば良いではないかという結論に達しました。
しかし、声をかけると言っても学生一人一人全員に行うのは到底無理であり、現実的ではありません。 また、クラブ単独で学生相手に勝手な勧誘活動を行えば周囲の誤解を生む原因となりかねません。 そのあたりも考慮した結果、日ロー連・学連に協力してもらい、学生との接点を作ることになりました。
一般の学生と会社の関係を参考にし、下記のような流れを思い描いています。
①クラブの紹介書を日ロー連・学生連盟を通して学生に配布。
↓
②興味を持った学生とクラブの面談会を実施(日ロー連or学生連盟主催が理想)
↓
③さらに興味を持った学生は練習生としてクラブの練習に参加
↓
④時期が来たら 入会する or しない
将来的にはこの活動に日本の各クラブが参加し、各クラブで安定した活動を行えるようになるのが理想です。
XXXは次のステップ「継承」へ
XXXはこれまで入るクラブが無ければ自分たちで造ればいいということを実践・提唱・協力してきました。
創造の次のステップは、「技術・精神・歴史の継承」です。目標までの道のり(成功への道)が何も無いところからスタートするのと、先人の人たちが切り開いた道を辿るのとでは所要時間が大きく異なります。
新規開拓する道はその多くが成功への道ではありません。
時間は限られており、一人(一世代)が見つける成功への道はほんの少ししか伸ばすことは出来ません。
成功と言う結果は各クラブにより異なります。 もしクラブの目的・目標に自分の考えが重なるのであれば、それは幸運なことです。 そのクラブが開拓してくれた成功への道を辿ることにより、自力で開拓するよりも早く同じ地点まで行けるのですから。 そして、自分の手によってさらに成功への道を伸ばすことが出来ます。 一つの目標がクリア出来たのなら、次の目標へ進む事も可能です。
いずれ関係してくるとは思いますが、XXXは1クラブの人数が10人以上になっても問題無いよう1大会の選手登録人数を増やすという布石は既に打ってあります。 (東京都連盟には承認済みです。実践もされてる?)
2007年度中に開かれるであろう面談会に多くのクラブ・選手が参加し、2008年度以降各クラブの人員不足という問題がホッケー界から無くなっていることを期待します。
PROJECT_3 着用機会激減ユニフォームを救え |
Project XXX |
PROJECT_5 女子チームを作る |